12月、簡易日記。

12月31日

言う相手もいないが。
良い年を。

12月30日

手放すのが惜しいだとか、馬鹿か。
別にそんなんじゃない。

別になかった事にして無視すればいい物に囚われて、頭から離れないのは何なんだ。

12月28日

なかなか酷い夢を見た……
狼†Relus†に喰われたかと思えば†Black Sesame Oil†の渦に呑まれ、そのまま†Darkside†に堕ちるなんざ。意味がわからん†Confusion†。
(所々おかしな点があるがペンで消そうとしても修正できず、やむなくそのままになっている模様)

12月27日

服を洗っても色んな匂いが取れない。臭い。

ナルネヴィル三立国、か。
どこかに与して戦うのが己の為にもなりそうだが……

赤。弱者は切り捨てる、か。考えは合わんな、確かに力がなければ生き延びられないのは道理だが。
黄。理想を掲げるにも力が足りずに及ばなかった、なんざ珍しい話じゃないが。
青。正義だとか、エゴの押し付けを美化した言葉に過ぎん。

さて、行くとすれば。

12月26日

魔法について強化の目処が立った。
リィアに教わった物が習得できれば近接戦にも応用できるな。
なら、強くなってみせる。それだけだ。

12月25日

俺が何と言うか、か。
禅問答じみた問い掛けをされる筋合いはないんだが。

クリスマス……か。
親しい誰かと過ごすなんざ、いつ以来なかったか。まあ、7年くらいか。
息災でいろよ、馬鹿どもが。

12月21日

近接戦、か。
課題は見えた。なら突き進むだけだ。

何だか、枕元にモヤシが落ちている夢を見るんだが。何をされた……？

12月19日

無事に帰って来たのに安心した、とか
下らん。言えるか。

12月17日

何の為に戦うか？

弱いままじゃ守られてばかりだからだ。
何も守れずに斃れるのがごめんだからだ。

寂しさを埋める物なんざ、作ってやった覚えはないんだがな。

12月15日

裏通りに人喰いか……
一応気を付けはするが。

12月13日

……わかってる。
俺が子どもの相手をするなんざ、グロザーに助けられなきゃ無理だった事くらい、わかってる。

12月12日

あの目が動く巨漢の絵を設置した奴は誰だ。

12月11日

修羅場を潜り抜ける事で経験を積めるかと思ったが……何だあれは。
聖魔法も覚えてなければ役に立たんのか、それか聖水に似た武器でもあればいいか……？

とりあえずイフユ、あれには捕食対象として気に入られたらしい。気を付けてどうなるものでもないが、気は引き締めるか。

12月9日

レルスの戦いは以前見たが……それと互角に渡り合うルイも圧巻だった。
友達だなんて、認めてやったつもりはないがな。

12月8日

ライフル……慣れるには時間がかかるか。
だがわかった。強くなる余地なんざ腐る程ある。なら、腐らせる前に到達してやれる。

12月7日

ルイも律儀だな。
……オーナメントセット。客にサービスで渡すくらいならセーフか？俺も使うわけじゃないしな。

12月5日

ついこの前あれだけ戦った後、というのが嘘みたいではあるな。
ま、金が入るなら商売も続けるが。

12月4日

……ショウに借りを返すのもまだまだ先になるな。寧ろ借りができては笑い話にもならん。

12月3日

おかえり、ありがとう

12月2日-2

……馬鹿が。ふざけるな。

生きて帰ると言っただろうが。
俺は借りを返してすらいないのに。

結局、俺は無力なままじゃないか。

12月2日

まだ手も足も動く。
……立つからには、爪痕くらいは残してやらないとな。

12月1日

馬鹿みたいだ。こんなに何もできないなんて。

俺に回復球を投げたあいつ、スタングリッド。
あいつじゃなく、俺が生き残ったのは意味があるのか。