3月、簡易日記(verティート)。
3月の日記、簡易版ティート視点。
3月31日
結局突っ込みそびれたが清浄のモヤシって一体何なんだ。
ミコトにとってはあれで正しいのか?
3月29日
本人がいる時に言うべきだったか、寧ろそれはミコトに恥ずかしい思いをさせる事になったか……
レルスとは近々情報交換、か。
3月27日
・移動しながら撃つ→回避の足捌きと同時並行で解決できるか?いずれにせよ砂浜走り込みは必須。
・エルフ相手じゃ圧倒的に分が悪い。近接戦もやはり鍛えたい。が、生半可な体術では近付いても対処されるか……
・単発で決めようと思わず撃つ時は複数発を心がける。エルディアのように左手は銃を持ったままでライフルを構える、というのも要練習か。
・魔力はイメージと精神力次第で手札を増やせる。が、慣れない物を使いすぎても負担が大きい。慣れる為にバーチォ・デラグルーも積極的に使うか。
・ライフルを生かせたとは言い難かった。
ミコトが見に来たのは予想外だったが……ああまで言われて立たずにいられなかった。
正直、心地よくはあった。
3月26日
天井に針が刺さるってどんな芸当だ。
袖のほつれを直すくらいは元々できたんだが、ああいうのは初めてだったな。
3月25日
・足捌きをしっかりと身に付ける。回避の際に無駄なアクションを減らすよう意識。
・相手を近付かせない戦い方。罠や盾、魔法でカバーできれば。行動の阻害、敵の苦手分野に持ち込むように。
・接近された時に突き放す戦法。足捌きによる回避とも繋がるが、もう一声欲しいか?
・籠手→要試行錯誤。今日の1回じゃ有用性の是非は判断できん。
・近接戦→同上。周りからの評価は芳しくなかったが、エルフへの対応がしづらいのも現状。
……今日観に来た奴らの声は、有難いな。
一つ一つ活かしていければ、俺はもっと強くなれるか。
3月23日
自分の選択肢が正しいなんて自負してるわけじゃない。
ただ、まだ諦めたくないと思った。
まるで冷静じゃない状態だったが………人から見れば、どんなに愚かかと思われるんだろうか。
3月20日
……ああいう話をしに行ったはずじゃないんだが。
とりあえず一番楽しんできたリンネは近々蜂の巣にするかも知れんが、仕方ないな。
3月19日
激辛と名の付く物は二度と頼まない。
3月16日
……忘れるかと思いきや。
わざわざ見にくいメモ書きを残す必要もなかったな。
かなり思い切った事を言った自覚はあるが……嘘はない以上仕方ない。
改めて、話す。
——————以下、アンダーランドにおいて日記の代わりに適当な紙に綴った物。——————
3月16日
ミコトに昔話をした。
アイニィはやはり強くて、俺を認めてくれた。
スヴェートらと自警団の真似事手伝いをした。
ラウラは荒事に向かないだろうに必死に戦った。
カルルにはヒーローと言われた。
パケット、モンストロで奢ってもらう。ユッカにも貸し一つ。
モンストロにはソニアも行くと言ったか、ルベイユもサービスしてくれると。
シャリアはいちいち腹立たしいが、協力できなくはなかった。できなくはない。恐らく。
酒場、グレイシアのオムライス3人前と金魚鉢パフェ。
フィバー、ハプハザード、アトランダム。いけ好かない奴らだったが、せいぜいピクニックを楽しんでろ。見届けた。
………………
…………
……
(以下、この2週間あった事を乱雑に書き殴るように。覚えてる限りを乱文にて書き連ねた。最後には、告白した事を。)
3月15日
近接戦の訓練、急拵えじゃ役に立つとは思えんが。やらないよりはマシか。
全員で脱出……できるかはわからんが。
思えばスヴェートらと合流してから、自警団の真似事をするようになった気がする。
少なくとも、ペティットに戻るまでは同じだろうか。
3月13日
シグナがやたらニヤニヤしながらこっちを見るのを誰か何とかしろ。
3月11日
どうなる事かと思ったが……ソニアにユッカ、ステラ。あいつらが来なければ厳しかった。
あの豪腕を1人で食い止めるなんざできなかったな。それに、その後のトカゲも。
ま、借りを忘れるような不義理な奴らとは思わんが……それにしても暇だな。やる事がないというのは。
途中、火事やら水害があった時こそ表に出て戦いたかったんだが。弱い身じゃ限界はある、か。
3月10日
俺は、まだやる事があるから。
然るべき時に会いに行ってやる、せいぜい待ってろ。馬鹿な奴らが。
そう簡単に忘れてたまるか。
3月9日
クリア。
以上。
3月7日
ヒーロー、だなんて言われる事もなかったが。
たまたまとはいえカルルを拾って来れたのは幸運だった。あんな所で隕石に当たられるのも、な。
3月6日
(ぐちゃぐちゃに書き殴られた文字、解読不能。恐らくペティットに帰還しULにいた間の日記を埋めようともこの日は空欄になるだろう。)
3月5日
頼れ、と昨日ミコトに言われてはみたが。
あいつらに任せる他ない、という状況もそう悪く感じなかった……なんて。
……考えたが、残る事にした。まだ。
3月4日
こんなふざけた状況だと言うのに。
久しぶりにゆっくり眠れそうで。少なからず安心した、か。
……ミコトに礼を言いそびれた。近々、改めて。
3月3日
あの声、クリスマスに出くわしたあの猫と同じ声か。結局正体も何もわからずじまいの奴だったが。
……勝手に連れて来られるなんざ、胸糞悪い。寝て起きれば夢だった、で済めばいいが……そう甘い話でもないか。
——————以上、アンダーランドにおいて日記の代わりに適当な紙に綴った物。——————
3月1日
……俺は、何をしてたのか。
ただ無駄な時間ばかり過ごしていたのか?
そうじゃない、と言い切るには確かに何もなくて。無性に腹が立ったのは何故か。自分に対して、か?