クソ生意気な子どもの戯れ

petitでのあれこれ

流刑の都。

【50/アタッカー】◇ カラレス >>(ともあれ、血を送り込んだ。普段と変わらぬ軽薄な笑み……その口角が下がる。)……んッ……!?(咄嗟に口元を手で隠した。が、遅い。艶やかな声は周りに聞かれた事だろう。ビク、と小さく一度跳ねる体。三つ編みがそれに付随して揺れる。ぎこちなく荒い呼吸を繰り返す事数秒——)ん……んんッ!!!!(ビクン、と大きく跳ねた。誰の目から見ても明らかに。固く目を瞑った表情に艶を表して、掌越しに上げた声は普段のそれよりワントーン高い物。電流が体を通り抜けたような痺れ、硬直があって。それから力が抜けたように卓に身を預け、浅い呼吸を繰り返し。)…………あは、ヤバい。コレ……クセになりそ。(上げた顔、然して普段と変わらぬ緩い笑みが、唇を舐めて一言漏らした。)




明日も休みじゃないのに俺は午前2時に何してるんだ……